今回の秋葉原事件で思うこと
昔なにかのエッセイで、
「コマーシャルとはすなわち不満を発生させる装置だ」
みたいな論を読んで、
素朴になるほどな~と思ったことがある。
もちろん製品のよいところを訴求するんだけど、
モノを売りたかったら、
現実よりちょっとグレードの高い生活を示して、
ほら今の生活じゃ「不満」でしょ?という認識を植えつけるのが
購買への動機となるようだ。
考えてみれば、
世の中、いたるところに「不満発生装置」がある。
テレビやCM、週刊誌や中吊り広告からインターネットの書き込みまで・・
そしておそろしいことに、
「不満」というのはさらなる「不満」を呼んでくる。
今回の秋葉原の事件のように
「定職がない」とか「彼女がいない」という
現状への不満にばかり意識が集中してしまい
さらなる不満が増幅して、
最終的には取り返しのつかないことになってしまった。
ただ、人間の心理構造として、
「不満」と「感謝」は同時に感じられないという特性もあって、
もし犯人が、現状に不満はあれど、
感謝できる部分により多くの意識を向けていれば、
最悪の事態には発展しなかったのではないのかな、という気もしてくる。
正直、携帯の掲示板サイトには「助け」を求めていたんだろう。
インターネットを上手に活用すれば、
こうした「間違った考え方」を放り込むと、
「正しい考え方」に修正してくれる、
そうしたコミュニティサイトも作れるのではないか?と思う。
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